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不換紙幣とは何か?−無からマネーを生み出すマジック−

その仕組み・施策はカルテルではなく、「中央銀行」と呼ばれることになる。
 
権力の集中というイメージを払拭するため、地域支部が作成された。多くの中央銀行を作れば、
焦点はぼやけて反対派を出し抜くことができる。
 
カルテルの第1目的は、連邦政府を巻き込んで、銀行家が不可避的にこうむる損失を納税者に
肩代わりさせることだった。なぜ、そのなるのか? その仕組みを見てみる。
 
 
貸し出しをした銀行は同じだけの額を返さねばならない。
小切手というマネーを無から作りだすことから始まる。
小切手を発行した銀行には、融資額と同じ額を支払うべき債務が生じる。
借り手が借金を返せなくなると、銀行は債権を回収不能の損失として処理する。が、もとは無から
作り出した小切手(マネー)だ。帳簿処理の人件費くらいしかかかっていない。
(ここが不換紙幣のマジックである。印刷機を回すことで、際限なくマネーを作れる)
 
しかし、債務は減少しない。借り手が返せなくなっても、小切手によって作り出されたマネーは
流通している。小切手を振り出した銀行には、現金を支払う義務がある。
(払わなくていいのなら、銀行は倒産しない)
 
この債務を銀行家は埋め合わせなければならない。
ところが、FRSや連邦預金保険公社、連邦預金融資公社のおかげで、大企業や政府機関・
自治体への融資は返済不能になったとしても、銀行家の肩にのしかかることはなくなった。
「大企業や銀行がつぶれたら大量の失業者がでて経済が混乱し国全体がこまる」という
という理由で、銀行は救済される。
 
結果、銀行は真剣に業務をこなさなくても守られる。
金利(銀行の実質的な儲け)さえ得られれば、債権が回収不能でも、政府が救済してくれる。
銀行にとっては、融資額が大きいほど安全だ。小さな融資額では、回収不能になつても政府は、
救済してくれない。
こうして、中小銀行は切り捨てられ、巨大銀行は守られることになった。
(ライバルの排除)
  
債務の恒久化 へつづく  

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